シューペル・ランドネ/BRMとの違い (2013.11.29更新)

シューペル・ランドネ(Super Randonnes :SR600km)はACPによって創設されたブルベの新しいカテゴリーで、2009年に最初のルートができました。フランスの伝統的なBRMとFFCT(フランス・シクロツーリズム連名)の元で古くから行われているBMCFを取り入れて作られたもので、距離は600km、累積標高は10000m以上になる山岳パーマネント(Permanents)です。

山岳地帯をルートとするSR600はチャレンジングであると同時に美しい景色の中を自転車旅するランドネであって、ランドヌール部門とツーリスト部門の2つから出走タイプを選ぶことができます。

BRMとの違いはルートが厳しいことに加えて、パーマネントだということです。パーマネントは自分で出走日時を決めることができるのです。SR600ルートは基本的に一年だけで終了することはなく、いつでも自分で決めた日時に出走できます。それにより、BRMよりさらに出走者自身の事前準備と責任が必要になるものです。

出走日時

BRMとの最も大きな違いは自分で出走日時を決められることです。
BRMの場合には、主催者が季節を考慮して開催日を設定しますが、SR600は季節による天候状況など様々な要素を自分で考えて日時を決めます。

ルートには冬期通行止め区間が含まれることもあります。

ルート確認

BRMは主催者が実施直前に下見や試走をしてルートの確認をします。それに対して、出走日時を出走者自身が決めるSR600は、主催者が出走者に合わせてルート確認することはありません。

主催者は事前に冬期通行止めなどの情報を提供しますが、通行止め期間は年によって変わるものであり、また道路工事や災害その他行事などで通行止めになることもあります。ルートが走行可能かどうかは出走者自身が事前に確認しなければなりません。

単独あるいは家族や知人とツーリングするとき、走行可能かどうか調べるのと同じように、SR600も自分で確認する必要があります。

保険

SR600出走には賠償保険加入が義務付けられます。

出走者は自分の責任でブルベカード有効期間を満たす賠償保険に加入しなければなりません。

公道を使用するサイクリングは本人が安全走行を心がけていても大きなリスクが伴います。自分のケガだけでなく、他人をケガさせたり、他人の財物に損害を与える危険性に備えて保険加入は必須です。

厳しいルート

BRMにはとくに累積標高の決まりはありませんが、一部の人しか完走できないような厳しいルートは避けられています。それに対して、SR600は累積標高10000m以上なければルートとして認められません。しかし、厳しいルートであるものの、SR600はヒルクライムの速さを競ったり、限られたエリートライダーのために実施されるものではありません。

SR600はランドヌール部門とツーリスト部門があり、出走タイプを選べるようになっています。

ランドヌール部門には制限時間がありますが、BRM600の40時間に対してSR600は50時間です。ルートが厳しい分だけ制限時間を緩和して、あまりにも無理な走り方をしないように、一部エリートライダーしか完走できないということがないように配慮されています。また、ランドヌール部門で出走し、制限時間をオーバーしてフィニッシュした場合にはツーリスト部門での認定が受けられるようになっています。

ランドヌール、ツーリストどちらで走ったとしても、完走することが重要なのであって、競い合うものではないのです。

PC (コントロール)

SR600では、すべてのPCは無人であり主催者が待機することはなく、スタートとフィニッシュ地点にも誰もいません。

BRMにはPCにオープン・クローズ時刻がありますが、SR600は単に通過確認のみでオープン・クローズ時刻の設定はありません。

SR600は、峠の標識などと自転車を一緒に写真に撮って主催者に提出する写真確認がメインになります。具体的な方法はSR600主催者のサイトをご覧ください。

走行時のトラブル

SR600は個人的なサイクリングと見なされます。走行時のメカトラブル、事故などあらゆることに対して出走者自身が判断して対処しなければならず、主催者がサポートすることはありません。Audax Japan、主催クラブ、主催者はいかなる事故に対しても責任を負いません。


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