BRM2009シリーズでACPから2つの表彰

2010年が始まったばかりですが、ACPより思いもしなかったプレゼントが届きました。BRM2009シリーズの国別2位(写真左)の日本にトロフィー、さらにはクラブ1位(写真右)としてオダックス埼玉に楯が授与されました。

ACPでは200〜1000kmまでのBRMを認定すると距離カテゴリーに応じて ポイント をつけており、その結果の表彰です。ACPには たくさんの表彰 がありますが、これまでこうした種類の表彰を受けたことはなく、今回が初めてになります。

日本はアメリカに次いで認定総距離が多いことで表彰されたのです。日本でBRMが始まったのは2002年でその年の認定数は延べ262人、認定距離にすると8万2700kmでした。それから8年目たった2009年は延べ3655人、119万9700kmへと増加しました。

■BRM2009 日本の認定数とACPポイント

距離カテゴリー 200 300 400 600 1000 合計 ポイント
認定数 1631 885 603 423 113 3655 11997

■日本のBRM推移

2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009
ポイント 827 1354 1475 3037 4759 5988 6678 11997

ACPは将来的には日本がアメリカと肩を並べていくだろうと考えています。日本がブルベ大国に成長したと見ているということです。ブルベ普及の証ともいえる素敵なトロフィーをいただいたことはうれしいことです。

8年間ブルベをやっていると、ACPが距離や回数、継続といった積み重ねを大切にしていると感じることがよくあります。来年は4年に1回のPBPの年です。古くからPBPに参加している国々にはBRMとは別のブルベやサイクリングが数多くあり、いろんな面で自転車文化の深さを感じます。ブルベを通してそうした国々から教えられることはたくさんあります。

日本の場合、認定距離が延びでも、まだまだブルベやランドネが理解され根付いているところまでいかず、日本でブルベを開催していくのは難しい面もたくさんあります。走る人全員で認定距離に見合ったランドヌール・スピリットを培っていけたらと思います。

2010.1.28 白木 緑/Audax Japan

最終更新日: 2010/01/28