AJ20周年全国ミーティング開催報告

アンケートご協力のお願い

全国ミーティング終了後アンケートを行っています。
ミーティングに参加した方およびyoutube動画配信(アーカイブ)をご覧になった方が
調査対象者となります。
下記のフォームより回答ください。
▶全国ミーティング終了後アンケートフォームリンク

全国ミーティング開催報告

オダックス・ジャパンは創設20周年を記念し、
2025年7月21日国立オリンピック記念センターにおいて
セミナー、展示会、交流イベントを開催、
250名以上の多数来場者を迎え大盛況のうちに終了しました。
  • ファースト・エイド・セミナー
    講師に救急救命士の本田竜介氏と本田母映氏を迎え、
    サイクリング中の事故対応をテーマに講義が実施されました。
    事故発生時の初動対応のグループ討議では真剣な意見交換がなされました。
    誰しもが遭遇するかもしれない事故に対する安全意識を高めることができた有意義な時間となりました。

  • 講師の本田母映氏


    講師の本田竜介氏


    この日講義会場は満席御礼となりました。


    講義を真剣に聞く受講者のみなさん。


    グループディスカッションでは活発に意見交換がなされました。


    本田竜介氏もディスカッションの意見に耳を傾けます


    講義まとめの様子



  • ランドヌールの集い
    ▶ランドヌールの集いアーカイブリンク
    • 20周年記念動画放映
      長距離サイクリングを愛する人たちがPBPに憧れ、
      日本からの参加を実現するために国内BRMの開催を目指しました。
      オダックス・ジャパンの誕生はそこから始まります。
      その後、現在に至るまでのヒストリーをまとめたAJオリジナル動画が全国ミーティングで放映されました。
      ▶20周年記念動画リンク
    • 2003年PBP物語
      現在、多くのランドヌール達の目標の一つとなっているPBP。
      日本のランドヌール達はいつ頃からこのPBPを目指していたのでしょうか?
      海外自転車文化に関して情報も環境もまだ整っていなかった2003年に、
      長距離サイクリング愛好家たち20名が日本国内初開催のBRMを通過して、
      第15回PBPのスタートラインに立ちました。
      そのうち14名の方々がこの全国ミーティングで登壇され、
      「なぜPBPをめざしたのか」「忘れられないエピソード」「これからブルベとどう向き合うか」
      などをテーマに熱いトークを弾ませてくださいました。
      時代は違えど現代のランドヌールの心境にも近い部分が多く、多くの聴衆が真剣に耳を傾けました。

      登壇者
      • ■ 池田 年広 さん
        ■ 井手 マヤ さん
        ■ 内海 太祐 さん
        ■ 小倉 清 さん
        ■ 片桐 恭弘 さん
        ■ 齋藤 喜康 さん
        ■ 澤田 伸子 さん
        ■ 鈴木 政弘 さん
        ■ 須藤 好 さん
        ■ 坂東 司 さん
        ■ 西垣 敦郎 さん
        ■ 山口 哲生 さん
        ■ 山﨑 光太郎 さん
        ■ 関戸 芳二 さん(【特別ゲスト】当時オダックスUKから参加)

      2003年PBP参加者14名が登壇されました。


      司会は、AJ創設当初からスタッフであった元A近畿代表の岡田さん。
      PBP物語の企画立案、進行に携わっていただきました。
      この日は当時のクラブジャージでの登場です。


      特別ゲストの関戸さん。2003年PBP記念ジャージで登壇されました。


      懐かしい話のトークが弾み、登壇者にも笑顔が。


      トークは20年以上も前の話ですが、現代のランドヌール達にも共感する部分が多いようでした。


      終了後の記念撮影。
      バックの写真は2003年当時の皆さんです



    • アニバーサリーシンポジウム
      オダックス・ジャパン設立20周年を迎えるにあたり、
      日本のBRM文化の総括とさらに未来へ向けた一歩を踏み出すことを念頭に、
      アニバーサリーシンポジウムが開催されました。
      この20年間、各団体及びオダックス・ジャパンが一丸となって活動を行い、
      多くのライダーに参加して頂いてきた結果、BRM文化は日本において今日のように定着することができました。
      このシンポジウムでは、これからの日本のBRMを引っ張っていってくれるであろう
      若手ライダー、
      クラブ運営を熱意を持って進めていただいている各地スタッフ、
      海外ブルべに果敢に挑戦されてきたランドヌール
      を対象とした3つのコーナーを設け、
      それぞれに登壇いただき、お話を伺いました。

    • アニバーサリーシンポジウムの企画立案、司会進行を務めてくれたオダックス近畿の片山副代表


      • 若手ランドヌール編・・
        「ブルベ愛好家は年配者が多い」のが現実ですが、20代から30代前半の3人の登壇者が若手の視点から意見を述べてくれました。
        自分が感じるブルベの魅力から、若い人たちに向けてのアドバイスまで貴重なメッセージを発信。
        この若手ランドヌール編の内容はイベント終了後の反響も大きくSNSなどで活発な意見交換がなされました。

        登壇者
        • ■岡 敬一さん(オダックス近畿)
          ■西岡 功喜さん(ランドヌール熊本)
          ■岡本 光輔さん(オダックスランドヌール四国)

        若手ランドヌール達のトークセッション、壇上の様子。


        自己紹介がスライドを使って行われました。


        ブルベの魅力を熱く語る3人の登壇者




      • ブルベ運営スタッフ編・・
        ブルベ愛好者からブルベ愛好者スタッフへ転身、現在もばりばりでクラブの主力スタッフとして活躍されている4名が登壇、
        熱い思いを語ってくれました。
        スタッフになってから見えてきた新たなブルベの魅力や、
        大変だった裏話など興味深い内容が盛沢山のセッションでした。

        登壇者
        • ■加藤 毅さん(オダックスランドヌールいわき)
          ■米田 真紀さん(オダックスランドヌール四国)
          ■大矢 剛史さん(AJたまがわ)
          ■菅野 純司さん(オダックス近畿)

        登壇された4名のみなさん。


        勝ち負けにこだわらない「全員が主人公」なのがブルベの魅力!と熱く語る菅野A近畿代表。


        ARいわき立ち上げの思いを語る創設者加藤さん。
        この施設と環境を見たら、だれでもクラブを立ち上げてしまいますよと語られました。
        いえいえ加藤さんのブルベ伝道の熱意の賜物です!



      • 海外ブルベエキスパート編・・
        PBPを始めとする海外ブルべ。
        これだけ情報が出回った昨今でも、参加のハードルの高さを感じる人は少なくないでしょう。
        このセッションでは、海外ブルべ、特に1200㎞超の距離へ挑むRMのリピーターである経験豊富な3名に登壇いただき、
        その魅力、苦労話、失敗談などを伺いました。
        限られた時間の中でしたが、冒険好きの御三方が話すスケール感大のトークに多くの聴衆が刺激を受けました。
        「ルールは世界共通です。ぜひ一度海外のブルベに挑戦してみてください!」
        の言葉でセッションは締めくくられました。

        登壇者
        • ■岩本 力さん (AJ福岡)
          ■平野 善隆さん(オダックスランドヌール日本橋)
          ■永末 一朗さん(オダックス・ジャパン)

        登壇された3名。タイのRMで遭遇した恐怖の野犬の話を笑顔で話す平野さん。


        「この夏にジャパングランドネ1200㎞を完走すればこれで20RMです」と話す岩本さん。
        画面に映し出されるRMの数の多さに会場は一瞬シーンと静まりかえった。


        思い出深いRMということで、ベトナム1300㎞の様子を話す永末さん。



    • 海外団体からの祝辞動画放映
      オダックス・ジャパン創立20周年に向けて、
      ACPを始めとする海外ブルベ団体のスタッフから祝辞動画を頂きました。
      全国ミーティングにて放映されました。
      ▶祝辞動画リンク
    • サプライズ!ACPから井手マヤさんへの特別な認定番号プレゼント
      Audax Club Parisien(ACP)から、
      オダックス・ジャパン創立当初より日本ブルベをけん引されてきた井手マヤさんの功績を称え、
      特別な認定番号がサプライズ贈呈されました。
      マヤさんへ贈呈されたのは、200㎞BRMの認定番号「1000000」です。
      マヤさんの今後もしくは過去の200㎞の完走認定番号として用意されました。
      オダックス・ジャパン会長の高橋宏通さんよりマヤさんへ手渡されました。

    • サプライズ贈呈の知らせを聞き感極まるマヤさん


      高橋会長より、特別認定番号1000000番のプレートが授与されました。


      AJ創立の立役者、井手マヤさん。おめでとうございます!!



    • ジャパングランドネ北海道1200㎞納沙布岬の紹介および各地ライブビューイング会場との中継
      オダックス・ジャパン創立20周年を記念して開催される「ジャパングランドネ北海道1200㎞納沙布岬」(8月11日開催)の紹介が行われました。
      奇しくも全国ミーティングが行われた7月21日は、ジャパングランドネ北海道1200㎞のスタッフ試走の日でもありました。
      試走追跡中のAJ北海道スタッフと中継がもたれ、まさに走行中のライダーが映し出され会場は臨場感に包まれました。
      また、全国各地で同時配信を見ている会場とも中継が持たれました。

    • 司会を務めてくれたAR四国の藤岡代表。


      ジャパングランドネ北海道1200㎞スタッフ試走現場との中継。
      藤岡さんと追走車スタッフが中継でつながっています。


      試走中のライダーの姿。会場は臨場感に包まれました。


      A近畿ライブビューイング会場の様子


      AJ広島ライブビューイング会場の様子


      R熊本ライブビューイング会場の様子


      AJ福岡ライブビューイング会場の様子(放送事故!?)



  • AJミュージアム
    日本のブルベ誕生から発展、そして現在の運営に関わる多くの品々が展示されました。
    それはまさにブルベに関する博物館であり、多くの入場者の興味と感動を集めました。

      【展示内容】
      全国26クラブの紹介パネル
      PBP関連の展示物(日本人初PBP完走者小林氏紹介パネル、歴代PBP公式ジャージ、メダル等)
      ルートエヌ資料
      歴代BRM完走メダル(1999年~現在まで)
      AJがACPより受賞したトロフィー
      各クラブより預かったグッズ・ジャージ類
      ブルベ題材の雑誌、書籍

    • 全国のクラブジャージ。

    • ミュージアム入口の案内板

    • 全国のクラブ関連のメダルやグッズが卓上に所狭しと展示されました。

    • 2003年以降のPBP記念ジャージがずらりと。(写真はその一部)

    • ACPから表彰されたトロフィー。AJの歴史が見て取れます。

    • 同じくACPから表彰されたトロフィー。

    • 全国のクラブジャージ。

    • 全国26クラブからの自己紹介パネル。

    • 立哨して展示品を守ってくれたスタッフ達。
      学芸員のごとく説明もしてくれました。

    • 会場の様子。
      ブルベ経験の長い方は懐かしく、
      経験の短い方は歴史を紐解き現在を見つめなおせた空間となりました。

    • 展示品を見ながら、会話も弾みます。
      また展示品を撮影する方の姿も多くみられました。


  • 交歓会
    すべてのプログラムの終了後、交歓会が設けられました。
    グラスを傾けながら150名以上が親睦を深めました。
    • 乾杯の音頭は前AJ会長、現AJ神奈川の田中代表から行われました。

    • 熱気満々の会場の様子

    • 壇上では全国クラブの紹介がなされました。(写真はオダックス近畿紹介)

    • AR日本橋 坂東代表からベテランランドヌールの紹介がありました。

    • 全国ミーティングの運営をささえてくれたボランティアスタッフの皆さん。

    • AJ 会長・髙橋宏通さんは、「AJ の歩みを全国の皆さんと振り返り、
      次の 10 年を語り合えた貴重な時間だった」と述べ、参加者と関係者に謝意を表しました。

    • 参加者全員での記念撮影。

  • 感謝。ボランティアスタッフの皆さんへ
    全国ミーティングは数多くのボランティアスタッフの皆さんに支えられて無事終了いたしました。
    いつものユニフォームである反射ベストを制服として着用し、AJ20周年全国ミーティングのそれぞれの業務を行ってくださいました。
    また、はるばる岡山より600メダル再現大道具を持参くださいましたオダックス近畿の平松さん。
    周年記念のお祭りに大きな花を添えてくださいました。
    それから、撮影担当として素敵な写真を沢山撮っていただいた虫さんにも感謝申し上げます。
    すべての写真をここに掲載できないのが残念です。
    皆様、改めてお礼申し上げます。
    本当にありがとうございました。
最終更新日: 2025/09/12